事故に遭ったらすぐ病院
交通事故に遭った方がまずすべきことは何でしょうか。
答えは、弁護士に相談すること!
と、言いたいところですが、まず病院に行くことです。
大きな事故であれば、否応なく救急車に乗せられ病院に行くことになりますが、軽傷の場合でも迷わず病院へ行くべきです。そこで、ここでは、軽傷事案の場合について述べます(重傷事案の方は「事故に遭ったらすぐ相談」をご覧ください)。
追突事案などでは、事故直後は何ともないけれども、一晩寝て目が覚めると動けないほど痛いとか、1日目は違和感程度だったが3日目で激痛になったなどという体験談をよく聞きます。
いわゆるむち打ち症は、モノの本などでは「受傷直後が最も重症であり、徐々に軽快していく」などいわれることもあるようですが、この「直後」というのは、受傷後一週間程度と幅のあるものと理解すべきでしょう。
本当に事故直後の場合には非日常の興奮状態で痛みを感じづらくなっている可能性もあります。
ですので、安易に「怪我は大丈夫です。」などと言わず、ある程度の衝撃を感じるような事故に遭った場合には、すぐに病院に行きましょう。
事故後すぐに病院に行かず、一週間後に病院に行きたいといっても、保険会社に対応を断られることがあります。
また、治療期間終了後、後遺障害が残ってしまったような場合にも、事故から初診までの期間が空いているせいで因果関係(事故によるものか否か)が否定されてしまうこともあるのです。
軽傷かなと思っても、一度は病院へ行きましょう。本当に軽傷であれば、これにこしたことはありません。
病院に行ったら、その後はすぐに弁護士に相談しましょう。
ここからは重症事案の方とも共通するので、「事故に遭ったらすぐ相談」をご覧ください。
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